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(1) 無線工学の基礎
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| 2013年 |
| 04/14 04月期問題頁掲載 |
| 2012年 |
| 12/17 12月期問題頁掲載 |
| 08/25 08月期問題頁掲載 |
| A-20 |
次の記述は、図に示すキュビカルクワッドアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
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| (1) |
キュビカルクワッドアンテナは、一辺の長さが 1/4波長で全長がほぼ1波長の四角形ループの放射器と、全長が放射器より数パーセント[A]四角形ループの反射器とを0.1〜0.25 波長の間隔で配置したアンテナである。 |
| (2) |
キュビカルクワッドアンテナの指向特性は、ループの面と[B]の方向が最大であり、また、放射される電波は[C]偏波である。 |
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この問題では、キュビカルクワッドについての一般的な内容が問われています。
[1]キュビカルクワッドアンテナの構造と動作
キュビカルクワッドの概要をまとめておきます。
| 項 目 |
特 性 |
| 構造・動作原理 |
ループアンテナの中でも1波長分の導線を方形にし、下辺の中心部に給電して放射器とし、ループ長が放射器よりわずかに長い反射器や、短い導波器と組み合わせて指向性を持たせたもの |
| 指向性・偏波面 |
指向性:導波器方向又は反射器と反対方向に単一指向性 偏波面:給電部分が水平の辺なら水平 |
| インピーダンス |
ループ単体で100 [Ω]程度 (導波器、反射器を付けると数10 [Ω]に下がる) |
| 利得・実効長(高) |
2エレで7 [dBi]程度 |
| 電流分布 |
給電する辺とそれに平行な辺では給電部分(真中)が最大で、両端に行くほど減少する分布。他の辺は、互いに逆位相の分布になるので、放射には寄与せず |
| 周波数帯域 |
ダイポールよりは広い |
| 特徴・用途等 |
キュビカルクワッドはループアンテナの一種と考えられるが、ループサイズが波長オーダーと大きいので、小さいループアンテナとは性質が違う。アマチュアでは主にHF〜VHFで主に用いられ、F/B比が大きい、同エレメント数なら八木より利得が大きい等の利点があるが、受風面積が大きく、エレメントを支持する構造が必要 |
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 Fig.HH0506_a キュビカルクワッドの構造と特性
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アマチュアでHFをやるのにこのアンテナを上げられる人(家?)はあまり多くありません。見ての通りHFでやるとなるとかなり大型になります。 電流分布の項にも書いていますが、給電部の辺とその対辺がそれぞれ放射エレメントです。ですから、この辺が水平なら水平偏波が、垂直なら垂直偏波が発射されます。通常、この辺は水平で用いますので、水平偏波、ということになります。 指向性は、ループの面に垂直な方向に、単一指向性です。
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それでは、解答に移ります。
A…反射器は、ループの長さが1波長よりも数%長いエレメントです
B…指向性は、ループ面に直角方向が最大放射方向となります
C…問題図のような構造なら、放射される電波は水平偏波です
となりますので、正解は1と分かります。
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