□ H19年08月期 B-04  Code:[HI0701] : 電波雑音(人工雑音、自然雑音)の分類と、それぞれについての発生原因
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2022年
05/14 04月期問題頁掲載
01/11 12月期問題頁掲載
2021年
10/17 09月期問題頁掲載
H1908B04 Counter
無線工学 > 1アマ > H19年08月期 > B-04
B-04 次の記述は、電波雑音について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。
(1) 受信装置のアンテナ系から入ってくる電波雑音は、[ア]及び自然雑音に大きく分類され、[ア]は各種の電気設備や電気機械器具等から発生する。
(2) 自然雑音には、[イ]による空電雑音のほか、太陽から到来する太陽雑音及び他の天体から到来する[ウ]がある。これらの自然雑音のうち、特に短波(HF)帯以下の周波数帯の通信に最も大きな影響があるのは[エ]である。また、[ウ]は、[オ]のように微弱な電波を受信する場合には留意する必要があるが、一般には通信に影響のない強度である。
 空電雑音  人工雑音  宇宙雑音  雷  太陽雑音
 コロナ雑音  グロー放電  短波帯通信  宇宙無線通信 10 熱雑音

 受信系の雑音にはいろいろ源がありますが、大きく分けて受信機やアンテナが発生させている内部雑音と、アンテナに電波として飛び込んでくる外部雑音があります。内部雑音は受信機のところで扱いますが、ここでは外部雑音について問われています。雑音の名前がいろいろで混乱しますので、整理してみました。

[1]外部雑音をその源によって整理する

分類1 分類2 発生源 周波数帯 特 徴
人工雑音 放電雑音 点火プラグ
スイッチ
モーター
低周波〜
UHF帯程度
広帯域なインパルス性のノイズ。ノイズブランカで軽減できる
電波雑音 電子レンジ
PLC(*1)
電力線の高調波
発生源の
特性に依存
装置の利用時にのみ発生する
自然雑音 空電雑音
オーロラ
帯電した雪
低周波〜
UHF帯程度
アマチュアではHFで影響大
地球上で毎秒100発は発生していると言われる雷放電や、大気放電のオーロラ、雪国でのスノーノイズなど地球の電気現象で電波を発するもの
太陽雑音 太陽 VHF帯が主 太陽活動の強弱に応じて変動する。フレアの発生時、電波バーストと呼ばれる強度の強い輻射が起こることがある
宇宙雑音 太陽以外の恒星・電波星等(*2) VHF帯が主 通常微弱で問題にならないが、宇宙通信など微弱電波を受信する際には考慮が必要
(*1) PLC…(Power Line Communication)電力線搬送通信。これを「ノイズ」と定義するかは議論のあるところでしょうが、アマチュアの立場からは漏れ出てくる電磁波はノイズ以外の何者でもありません。
(*2) 宇宙雑音には恒星や電波星等の「ポイント」から発せられる電波の他、ビッグバンの「残照」と言われる、全方向からやってくる3K輻射(マイクロ波領域)も含みます。

それでは、解答に移ります。
 …外来雑音は大きく分けて2人工雑音と自然雑音です
 …空電雑音の主な要因は4雷の放電によるものです
 …自然雑音は大別して、空電雑音と太陽雑音と3宇宙雑音です
 …短波帯以下で影響が大きいのは、1空電雑音です
 …宇宙雑音を考慮する必要があるのは、9宇宙無線通信です
となります。